Communication Project 始動です!

 
2020/05/18
 
 
大事に大事に温めてきた企画『Communication Project』始動です。 木地師として、伝統工芸産地の一つの工程「木地作り」を今まで何十年もの間行ってきました。しかし当たり前のことながら私たちの工程の前にも後にも、そのまた前にも後にも多くの方が関わっておられます。この”当たり前”の重要性をもっと探っていきたい。ともすれば、この”当たり前”は本当に当たり前なのか。今後も続いていくのだろうか。少しづつだけれど、危うくなっていく生産地をじっと見ているのではなく、自分たちが動くことを通して現実に真摯で向き合う必要じゃあるんじゃないか。
ならば!とこれから匠頭漆工では、産地やものづくりというキーワードを軸に、それぞれの工程で従事されている方、同じ目線でものづくりをされている方など様々な方と交流し、まずは「知る」ことを始めることにしました。同じ生産地でも夫々の立場によって見える現状や抱える問題点、そして想いを 語り合っていきたいと思います。
 
 
 
その企画第一段は長年木地屋としての私たちにバトンを繋いでくれている荒挽き師、白鷺木工さんから。 
 
 
 
荒挽き師だからこそ見える視点、山中漆器として多くの波を体験しているものだから感じる現状など話は多岐に渡ります。全二回のうちまずは第一回をお楽しみください。noteでもアップしております!
 
 
 
 
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